2010年10月18日月曜日

カラスについて

カラスについて

カラスはもともとは白かった:日の神アポロンの鶏。アポロンの使者として色々な情報を持ち帰っていたのだが、ある日、アポロンの愛人であるコロニスが別の男に心を奪われているということを発見し、そのことをアポロンに伝えた。コロニスを殺した後、アポロンは後悔の念かられ、彼女を手厚く葬るとともに。カラスのおしゃべりを憎み、その純白の色を真っ黒に変えてしまった。

人は生きることの厳しさを思うとき、なぜかカラスにこだわる。
自分自身の存在を追及する過程で、大自然を捨てて都市や人里といった人の生活圏すみかとするカラスの生き方に、生き物としての性(食料が豊富)を知り、底知れぬ孤独と寂しさを共感している。

軍神としてのヤタガラス 天照に仕えたカラス。

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