2010年11月3日水曜日

ディベート

ディベート

多角的な視点で問題を検証し、議論を発展させる 
交渉力養成の手段として不可欠。

議論を発展させるために、あえて反論を述べる。

学問的・政策論的→実社会ディベート   授業・研修的→競技ディベート

コミュニケーション能力、判断力、調査能力、即断力…ディベートに優れる人に対し、社会のリーダーとしての資質を備えているとし、補助・後押しする。

時には自分の思っていることと反対の立場に立ってディベートを行うのも大切。

外国語で話す以前に、日本語で議論すら出来ない現状を鑑みると、英語教育+日本語教育双方を鍛えなければならない。

優秀な学生:家庭において・学校において知的な討論を豊富に経験している。

議論構築→グループの考え、反証準備、立案作成、問題分析
リサーチ→evidence作成、データ収集解析、背景・哲学

哲学に結びつく問題分析は、政策などの議論においてより説得力が増す。

新聞や本に書いてあることをそのまま述べるのではなく、書いてあることに対し反論を立証してみるようにする。その際、logicが通っていないといけない。

学生に対し問題意識を持たせ、具体的な問いの発し方や問題解決の方法を教えることによって、自ら積極的に考え調査し議論するようになる。

ディベートで出た全ての議論を自分達が掲げる哲学に結びつけることで哲学を強化していく。

尋問・質問において、大きな囲いから小さな囲いへと質問の的を3段階くらいでしぼめていくことで、聴衆に理解しやすく、また、相手側が反論しにくい返答を得ることが出来る。

時間が余れば、もう一度自分達の主張を繰り返したり、新たな具体例を述べるのも一つの手。予め「議論に出す案」と「サブの案」を用意しておくことも重要。

哲学の重要性:社会倫理観を鍛えるために、哲学は必要。しかし、日本ではこれが弱い。フランスのように大学試験で哲学論述を必須とするような制度を設けてもいいだろう。

肯定側が勝つ時:否定側の予想していなかった立案を出す 否定側の議論を攻撃する 否定側が反論できないほど強い立案を出す。
備えあれば憂いなし。準備段階でほぼ全てが決まる。

弁証法:反対関係や対立関係を甘受して受け入れるのではなく、まずそれらを認識し、克服し、解決しようとするところに弁証法はある。認識することにより、一歩一歩部分から全体の認識に向かいうる。

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