2010年9月23日木曜日

20円で世界を繋ぐ仕事

20円で世界を繋ぐ仕事

従来の社会貢献:持てる人から持たざる人へ。善意に基づいた施し。

Table for two:食糧問題に関する啓蒙をして、多くのヒトの意識を変える。
ヒトの意識を変えることが、世界レベルの問題の解決に繋がる。

5P:Purpose, Partnering, People, Promotion, Profit
既にあるコンセプトを台本にして、そこにスピード、期待成果の大きさ、拡張性、独自性、透明性を加え、5Pのそれぞれの内容を落とし込んでいった。

社会事業であっても、活動を継続するためには利益をかげなければならない。その利益を稼ぐモデルは、一般的名株式会社のモデルと変わりない。
厳しく利益収益のモデルを考えること。利益幅が大きいほど、支援金額も増える。

社会事業においても、ビジネスとして最善の方法をとる。ということに集中すれば、常に外部の意見に耳をそばだて、よりよいパートナーとの連携を探るなど、合理的な判断が出来るようになる。

アメリカでは、大手のNPO法人のマネージャクラスになると3000万クラスになる。日本では考えられないことだが、この高額報酬だからこそ、有能な人材を獲得することが出来るとも考えられよう。

Promotionの戦略:大企業を中心に導入をすすめていく。トップ企業ほど外部からの目を気にする。加えて、大企業の人員数、大企業の信頼性、大企業の横の繋がりは魅力的。

開発途上国の貧困のレベルと日本の貧困のレベルは大きく異なる。前者のほうが深刻。

小倉の理想:社会貢献に対するしっかりとした理念と戦略、志を同じくする人で構成されている少数精鋭の組織。

企業によってpromotionの戦略を変える。伝統ある企業であれば、「日本で発案され、日本ではじめて導入された事案です」というフレーズで。社員を大事にする企業なら、「誰もが無理なく参加できる仕組みです」といった感じ。


企業と同じ様に、部門間でもpromotionの仕方は変えていくべき。

社会事業で活躍したいという人たちが、NPOでは食べていけない,NPOでは快適な仕事ができないといって、仕方なく一般企業に就職している。そういう現実を何とかしなければ、今後もNPOは広まっていかない。

必要とされる能力:この人はどこに興味を持ってくれたのか?⇒相手の興味がどこにあるのかを見抜く力、そして興味ある方向から説得できる能力が必要。(博識であること。人間性が備わっていること)
どんなところに不安を感じているのか?⇒相手の不安な点を見抜く力、不安に対し解決策を手案で切る力が必要。(他分野において戦略をたてることが出来る能力。)

プロダクトレッド:書貧自体の魅力+社会貢献の魅力=かっこいい。

一等地にオフィスを構えるということ:社会変革や寄付集めへの影響力がある人たちへのアクセスやPRのしやすさから大きなメリットがある。

人を動かし、参加してもらうためには理念だけではなく、「やってみよう」と思わせる無理の無いしくみが、生活の一部となっていることが必要。

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